採用情報RECRUITMENT INFORMATION

役員対談

ジェイ・トレイにしかない
付加価値の創造に挑む。

  • 専務取締役

    堀 文平

    BUNPEI HORI

  • 代表取締役

    堀 芳明

    YOSHIAKI HORI

採用情報

ENTRY

ジェイ・トレイの現在を創り上げた代表取締役 堀 芳明と
未来を拓いていく堀 文平 専務が
「これまで」と「これから」について語り合いました。

現在のジェイ・トレイに至るまで

  • 堀 芳明 社長(以下 社長):

    専務が入社したのは2011年だったかな。それまでは私と同世代の、創業以来のメンバーが多かった。専務が入ってくれたのを機に、若い人をどんどん採用して社内の雰囲気が明るくなったね。

  • 堀 文平 専務(以下 専務):

    社長から、ウチに…と声をかけられた時はやっぱりうれしかったですよ。それまで私はゼネコンで土木に携わっていたので、ジェイ・トレイの仕事とはちょっと畑が違う。直結はしないだろうと思っていたから、いずれ親の会社を継ぐということはあまり意識していなかったんです。でも、ジェイ・トレイが多く手がけている発電所、その規模の凄さには魅力を感じていました。これだけ大きな仕事はやりがいがあるだろうなと。実際入ってみて、ミリ単位で設計する細かさに目を剥きましたけど(笑)。

  • 社長:電気関係はシビアだからね(笑)。専務が入って変わったのは、社内の雰囲気もそうだけど、一番は事業分野が広がったこと。ジェイ・トレイの社名が表しているように、もともとウチはケーブルトレイのエンジニアリングが主な事業だった。そこへ専務がやっていた土木の知識や、新しく入ってくれた若い人の知識が加わって、ケーブルトレイ以外の事業が広がったね。解析もそうだし、それまでは「土の上」のことしかやっていなかったのが、土木の知識が入ったことで「土の下」のことまで請け負えるようになったり。

  • 専務:そういった新しい事業をお客様に知っていただきたくて、ずいぶん営業にも回りましたね。ほとんどがアポなしの飛び込み営業。でも、まったく初めてのお客様でも、「これまでウチはこんなことをやってきました!」と言って実績を見せると興味を持っていただけることが多いんです。それはジェイ・トレイの前身である堀工業所の時代から、祖父や社員の方々が頑張ってこられたおかげだなと有り難く思っています。

代表取締役

堀 芳明YOSHIAKI HORI

ひとたび、お客様とのお付き合いが
始まったら、依頼されたことに対して
極力「できません」と言わない。

お客様に対する姿勢

  • 社長:ひとたび、お客様とのお付き合いが始まったら、依頼されたことに対して極力「できません」と言わない。まずは、お客様の無理を受け止める。そしてどうすればできるのか、みんなで知恵を絞って、何としてでもやり遂げるのがジェイ・トレイの姿勢だよね。それでこそお客様の役に立つことができるし、社内のスキルも上がる。

  • 専務:今は、社会の様々なことが目まぐるしく変化している時代です。お客様のニーズもどんどん変わり、高度化していく。それに応えるために私たちも変わっていかねばならないと痛感しています。先ほどの話ですが、ジェイ・トレイに土木の知識が入ったこともそう。これまではプラントの「土の上」をやる会社と「土の下」をやる会社に分かれていて、依頼する側のお客様は2社と別々にやり取りをしなければならなかった。非常に面倒だし、タイムロスも生じる。それを「ジェイ・トレイ1社で土の上も下もできるようになりました」というのは、もちろん我々のアピールポイントになるんですが、そもそもお客様の負担が大幅に減るということなんですよね。

  • 社長:そう、常にお客様のためを思って仕事をしていかないと。たとえば解析を依頼されたとして、お客様がよくおっしゃるのは、「解析しました!」ってデータだけ持ってきて、「以上です!」って帰ってしまう会社が多いんですと。お客様からすると、その結果がいいのか悪いのかが知りたいのに、「すごい振動です!」って言われてもね(笑)。ジェイ・トレイは、こういう結果が出たから、ここをこうすれば振動を抑えられます、というところまでアドバイスできる。それによってお客様のプロジェクトが成功し、お客様の事業が繁栄し、我々も成長できることが何よりの喜びなんです。

ともに働く社員への想い

  • 専務:社員のみんなは、こちらが苦労して仕事を取ってくる姿を知ってくれているから、「応えなければ」と思って頑張ってくれていますよね。私も「やってくれるだろう」とみんなを信じています。本当にいいメンバーに恵まれていると思います。

  • 社長:どんどん、臆することなくやってみればいいんだよ。もし失敗しても、叱責するよりチャレンジしたことを評価したい。若手にも、「絶対に周りは知らん顔をしない。一人ぼっちにはさせない。必ず後ろに付いてる」っていつも言っているから。

  • 専務:最近は、こちらから「どんな分野の仕事をやりたい?」と社員のみんなに聞くようにしているんです。みんながやりたい仕事を取ってくれば、おのずとモチベーションが上がる、会社としての事業分野も広がる、そのことに気づきました(笑)。一日のうち、ほとんど会社にいるわけですから、同じ働くなら「夢を実現できる場」にしたいと思っています。みんなで夢を叶え、みんなで会社を大きくしていきたいですね。

  • 社長:社員数ももっと増やしていかないとね。ずっとここに居てくれる人、次の場所に行く人、それはそれぞれの事情でいい。なんにせよ、私が時々思うのは、いつか社員が自分の人生を振り返った時、「ジェイ・トレイにいた頃が一番よかったな、楽しかったな」と思ってもらえるような会社でありたいと。私自身が、人生を振り返る年齢になったからかもしれないけどね(笑)。

専務取締役

堀 文平BUNPEI HORI

「やってくれるだろう」とみんなを
信じています。本当にいいメンバーに
恵まれていると思います。

これからのジェイ・トレイ。私たちのビジョン。

  • 社長:事業が広がってきたとはいえ、ジェイ・トレイの屋台骨はやはり、プラントのケーブルトレイ設計。今後はこの基幹事業を大切にしながら、解析を始めとした新しいことにも一層力を入れていきたいね。とくに解析は無限の可能性を秘めている。実物を作って実験しなくても、コンピュータ上でいくらでもシミュレーションできる。その時間的、コスト的なメリットは計り知れないものがあります。解析が応用できる分野は数多くあるから、お客様にももっと知っていただきたくて。

  • 専務:私は自分が培ってきた土木の知識と技術を生かして、もっともっと「土の下」の仕事を取っていきたいですね。また、ケーブルの布設計画までできる社員がいるので、そこもアピールしていくつもりです。そうやって「ジェイ・トレイにしかできないこと」を増やし、より付加価値のある企業へと発展していきたいと考えています。

  • 社長:我々はベトナムにも拠点とコネクションを持っている。そういった世界の知識を活用しながら、日本の大学機関とも協力しあって、日本でしかできないこと、ジェイ・トレイでしかできないことを常に持っておかなければ。

  • 専務:確かに、海外には負けたくない、という思いはありますね。プラントでも、日本の技術を世界で活かしたい、モノづくり大国ニッポンのクオリティを死守したいと思っています。今後も新しいことに臆することなく、積極果敢に攻めていきますから見ていてください!