お客様の「解析・開発部門」として
豊富な種類の解析を駆使し、
製品開発を支援いたします。
物事を分析し摂理を見える化する解析技術が
開発ノウハウを次世代に継承可能な情報として確立します。
解析事業
ジェイ・トレイでは、「構造」「衝突」「振動」「流体」「熱」など幅広い種類の解析を実施。複数種類のソフトにも対応可能で、新規の開発案件や、トラブル対応、コスト低減、現状確認と改善といった様々な事象に対応しています。大学等の研究機関とも連携し、根拠のある確かな解析結果をお届けします。
-
性能や安全性を予見
モノづくりを支える
技術データの蓄積を実現
製品開発のスピード向上・コスト削減に解析により様々な視点から検証を実施。高精度かつ高レベルな解析結果に基づいたデータをもとに、製品に求める性能や安全性だけでなく、想定されるリスクを予見することができます。さらに、実証データにも基づいたエンジニアリングは、お客様の製品開発にスピード感をもたらし、コスト削減にもつながります。
-
高精度の解析技術
原子力発電所の耐震評価など高度な課題で
培った解析技術を最大限に活用物事を分析して論理的に明らかにし、摂理を見える化する解析技術。ジェイ・トレイでは、原子力発電所の耐震評価など、難易度の高い課題をクリアするために培ってきた解析技術を最大限に活用し、製品性能と本質を見極め、さらには、過度の設計を回避・軽減につなげるなど、製品開発に革新をもたらします。
これまでの対応分野
自動車分野|産業機械分野|
環境エネルギー分野|建築・土木分野|
原子力プラント|プラント設備 など
構造解析STRUCTURAL ANALYSIS
プラント設備、機械設備といった対象物の耐震性能の把握や、対象物の危険箇所の把握と強化対策、形状変更、対象物(たとえば看板など)の風による影響評価(耐風圧、振動)、設備品の強度の検討、新たな設備を増設する際の既設部の強度評価、
対象設備の水の圧力評価(耐水評価)などに活用されています。
- 化学プラント設備の構造解析
-
液体タンク上部作業デッキ
使用ソフト:STAAD
用 途:耐震構造設計(静的解析)
液体タンク上部作業デッキ
地震時の加速度による
各部材に発生する応力
- エネルギープラント設備の
構造解析 -
発電所:ボイラー支持構造物
使用ソフト:Midas
用 途:耐震構造設計(動的解析)
- ボイラー支持構造物の構造解析
-
地震波の周波数スペクトルによる
各部材の応答荷重がもたらす応力解析1.固有値解析 →→ レイリー減衰算出 →→
→→ 2.モーダル応答解析 →→ 各部材力算出 →→ 応力解析
衝突解析COLLISION ANALYSIS
新規開発案件の検証や、実地検証のための事前調査、開発方針の検討、結果の推定などに活用されています。

- 加工装置の衝突解析
-
回転加工装置外装パネルの飛翔体衝突解析
使用ソフト:LS-DYNA(動的非線形解析)
Xtend finite element method使用用 途:運転時、回転加工機部品の飛翔体防護パネル検討
振動解析VIBRATION ANALYSIS
- 盤の振動解析
-
振動源を内蔵する装置の騒音予測
振動源を内蔵する装置の固有振動解析使用ソフト:NASTRAN
固有振動解析による装置筐体部からの騒音の周波数予測
- 振動源を内蔵する装置フルモデル(シェル)による固有振動解析
-
振動源の変動周波数に対して装置筐体のどの部分に、どれほどの周波数で音が発生するかを予測する解析
Metal form解析METAL FORM ANALYSIS
製作加工時の条件を想定した応力解析や変形解析を実施し、製作前に加工時の不具合を検討する。結果をもとに、「製品の型」を検討する場合もある。

- プレス加工の解析
-
板のプレス加工品形状解析
材料非線形解析/幾何学大変形解析/接触解析
使用ソフト:LS-DYNA
用 途:プレス型設計及びプレス加工品の形状予測
- プレス型(上部型、下部型)の成型部形状でプレスした時の、加工後の製品形状の予測と金型修正検討。
- 加工品である板の変形後の引け、伸び、皺、スプリングバック量等から金型の修正箇所と形状の検討を行います。
流体解析FLUID ANALYSIS
羽形状の解析や、移動体に及ぼす流体の流れ解析、建造物に及ぼす流体の流れ解析などに活用されています。
- 配管内の粉粒体の流れ解析
バルクプラント設備 -
圧縮空気が流れる配管内の粉体の流れの挙動解析
使用ソフト:Fluent(DPM法)
- 配管内の圧縮空気の影響を受ける、粉体の流れの軌跡や流速を解析します。
- 配管径や、圧縮流体と粉体の大きさ・量を最適化するのに活用されます。
- 配管内の流況を解析し、粉体が各配管位置での空気から受ける力学的影響を連成した解析を行います。
- 配管の断面積に対しての、最適な粉体の量や粉体の大きさを検討するために活用されます。
また、流量制御弁の開度による粉体の挙動を解析することで、粉体の粒子の大きさを検討することもできます。
メッシュ作成MESH CREATION
どのような解析手法で、どのような解析結果を必要としているかにより、解析モデルや解析メッシュの作成方法が異なります。
ジェイ・トレイの豊富な解析実績により、最適な方法でメッシュの作成を行います。
熱解析THERMAL STRESS ANALYSIS
-
板溶接のビードが移動する位置での板温度分布解析
- 移動するビード先端の入熱量や、平板壁面からの放熱量を考慮して過渡温度分布を解析します。
- ビードの移動ラインの近傍温度(設定温度ポイント)が設定した適正温度になるよう、ビードの入熱量・移動速度をパラメータ解析し、最適なビードの入熱量・移動速度を予測します。
開発支援事業
ソフトウェアは、作業の効率化など、コスト低減やスピードアップに有効なツール。解析に付随するものをはじめ、設計の業務改善のためのソフトなど、作業の合理化に役立つソフトウェアを開発。総合的な開発支援により、モノづくり環境を便利にし、効率的に進化させます。
-
性能や安全性を予見
幅広い領域のソフトウェア開発で
業務効率にスピードを!ジェイ・トレイでは、社内業務の効率化に役立てるソフトウェアを独自に開発。その有効性は高く、よりスピーディな業務の遂行、工程、納期、予算の効率化を実現。お客様の視点を共有し、業務を進化させるソフトウェアをカタチにします。
-
高精度の解析技術
ソフトウェアからシステムの開発まで!
業務改善をバックアップお客様の設備点検管理や品質管理について、従来の方法である手入力や紙ベースでの資料保存をされている場合、ソフトやアプリケーションを開発し、システムを構築、導入することで、維持管理が大幅に容易になります。実際に、開発アプリケーションをタブレットに導入し、工場や現場で活用した結果、人件費や作業時間を大幅に削減した例もあります。
実装計画EXPERIMENT PLAN
必要な実験結果を得るため、実験を通してどんな情報を得たいのかを、あらかじめお客様に細かくヒアリング。
合理的な実験計画を立案し、次のステップである改善設計や開発に活かせる実験結果を目指してご提案します。
